こんにちは。
年末になり、大学受験の受験生のみなさんはいよいよ追い込みの時期になりましたね。
1月に控えたセンター試験ですが、
現行の“センター試験”が実施されるのは、あと2回!(※2018年12月時点)
約2年後の2020年度試験(2021年1月)からは、センター試験に代わって
“共通テスト”
が導入されます。
共通テストでは、出題傾向や解答形式がセンター試験と異なり、
思考力や判断力・表現力も問われるため、今までとは違う試験対策が必要になります。
そして、英語は特に試験方法が大きく変わり、民間試験を利用した「四技能評価」が導入されます。
と、
ここまでは、前回の記事でも書いた内容なのですが、、、
今回このブログでは
2020年度~2023年度に大学受験を迎える方(と、保護者さま)
に覚えておいてほしい
とっても大切な“移行期間”
に関する注意点について解説いたします。
英語試験対策は要注意!2020年度試験から民間試験利用開始
この民間試験の利用は2020年度から導入されますが、
導入から4年間(2020年度~2023年度)は『移行期間』として、
英語の試験は
「民間試験」と「共通テスト」
の両方が課せられます!
共通テストでの英語試験は、従来のセンター試験と同等のもの(リーディングとリスニングの、マークシート方式)が予定されています。
このことに注意して、受験対策を進めてください。
英語民間試験東大は必須としない!?でも対策は必要です
4年間の移行期間を設けて、
2024年度からは民間試験のみに一本化
をする予定ではいますが、導入前の現時点(2018年12月)では、
この民間試験の利用はやや制度が揺れています。
例えば、東京大学は2020年度以降の入試において
「民間試験の利用を必須としない」
ということを発表しています。
「えっ!?じゃあ東大受験は英語の民間試験を受験しなくていいの??(楽なの??)」
というと、そんなことはありません。
必須ではないだけで、民間試験の利用自体は認めているのと、
英語で民間試験の成績を利用しない場合でも、
その他の手段で英語の成績が規定以上に達していることを証明する必要があります。
東大以外の大学でも、今後英語の民間試験の利用について、取り扱いが異なる学校が出てくる可能性があります。
ですので、目標とする大学の入試制度が
民間試験の利用を必須とするかどうかに関わら
「読む・聞く・書く・話す」の四技能は
バランスよく伸ばしていく必要があります。
なぜ?東大が「民間試験を必須としない」理由は“制度の課題”
東大が「英語の民間試験を必須としない」としたのは
“受験生の機会の公平”
が理由のひとつとして挙げられています。
民間試験は、現在までに7団体・24の試験が認定されています。
この中から、テストの種類や受験時期を、
受験生が自分で選んで受験→成績利用を行います。
そうなると、試験の種類によっては
大都市圏の学生は受験機会が多く、受験が容易であるのに対して、
地方の学生については、受験会場に行くのが困難であったりと、
“機会”について不利な状況が発生する可能性
があります。
導入前の現時点で、制度に対して課題が提起されているため、あと2年で導入ですが今後運用や制度自体について、いくつか変更が加えられる可能性があります。
とはいえ、制度の趣旨として
「英語の四技能評価」を通して、特に「書く・話す」力を強化する。
そして、
英語でコミュニケーションを取れる能力を(本格的に!)教育課程で身につける。
というのが目的ですので、その趣旨に沿った学習・トレーニングが大切です。
英語の「書く・話す」という技能は、短期間の知識詰め込みで身につくものではありませんので、早いうちからトレーニングを積んでおくことをオススメします!
仙台で英語を身につけて進路を世界に広げよう
2020年度から大きく変わる大学入試英語。
これから本格的に対策をしなければならない学生さんは大変かもしれませんが、一度身につけた英語はその後必ず役に立ちます!
大学入学後も、社会に出た後も、仕事でもプライベートでも、英語はあなたの世界を大きく広げてくれます。
ですので、英語をただ受験勉強としてではなく、
一生モノの財産として使える英語を身につけるトレーニングを積んでいただければと願っています。
オールイングリッシュで留学のような環境で過ごすAmerican Timeの英会話スクールなら、実践的な英会話経験を積むことができます。
ぜひ一緒に英語を学んでいきましょう!
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株式会社American Time