【受験英語】2020年度の大学入試改革でなにが変わる?|仙台英会話

2020入試改革

英語と入試に変革!2002年以降生まれのお子様を持つ保護者さま必見

この記事は、特に

  • 2002年以降生まれのお子様を持つ保護者さま
  • 2020年度以降に大学入試を受ける可能性のあるみなさま

必見です。

 

『2020年度大学入試改革』のこと、どこまでご存知ですか?

「センター試験の終了」「共通テストの導入」「なんだか英語が『話すテスト』になるらしい」・・・

ニュースでも見かけることの多い「2020年度大学入試改革」ですが、

「うちの子の受験、どうなるの?」
「大学に入るのが難しくなるのかしら?」

そんな不安もお持ちの保護者さまも多いかと思います。

 

そして何より

「そもそも、何が、どう変わるのか、、、複雑でよく分からない!」

という方も多いのではないでしょうか?

 

まだ詳細についてはこれから決まる部分も多い2020年度大学入試改革ですが

今回は大枠として

「2020年入試は、そもそも何が変わるのか」

について解説します。

 

不安や心配の絶えない、お子様の受験・進学ですが、ひとまずこの記事を読んで

「何が起こっているか分からない」

という不安は解消しましょう!

 

【何が変わる?】2020年度入試から変わる“2つ”のコト

ニュースでは都度“動きがあった部分”が取り上げられるので、いまいち全体像の分かりにくい2020年度大学入試改革ですが、

ざっくり言うと、2020年度の試験から変わるのはこの2つです。

 

【1】「共通テスト」の導入で国語・数学に記述式問題が出題
【2】「読む」「聞く」「話す」「書く」英語の4技能評価

それぞれの内容についても、まずはざっくりと大枠をとらえていきましょう!

 

【1】「共通テスト」の導入で国語・数学に記述式問題が出題

「センター試験が終了」「新たに共通テストが導入」

このあたりは、なんとなくご存知の方も多いかと思います。

 

では、

“センター試験”と“共通テスト”・・・何が違うのか??

と言いますと、

出題傾向

解答方式

が変わります。

 

新しく2020年度入試から導入される「共通テスト」では

 

出題傾向

・・・現行の「知識・技能」だけでなく「思考力・判断力・表現力」を一層重視する

解答形式

・・・現行のマークシート式を見直し、記述式問題も出題する

 

というように「思考力・判断力・表現力」を問う問題が出されるようになり、そのため記述式で解答させる問題も出題されます。

 

ニュースなどでは「記述式の問題が出る!」という点が取り上げられがちですが、そもそも記述解答させる理由として

「思考力・判断力・表現力」を問うから

ということがありますので、「書く」だけでなく「考える」トレーニングも行う必要があります。

 

また記述式問題の出題は2020~2023年度入試では「国語」と「数学」に限って出題されます。

2024年度入試(2025年1月実施)から「地理歴史・公民」「理科分野」にも導入される見通しです。

 

【2】「読む」「聞く」「話す」「書く」英語の4技能評価

2020年度から大きく変わるのが「英語」です。

現行のセンター試験(マークシート式)では、英語の「読む(リーディング)」「聞く(リスニング)」力が問われていましたが、

2020年度からは「読む」「聞く」に加えて

「話す(スピーキング)」

「書く(ライティング)」

も問われるようになります。

 

・・・あれ?でも「記述式」問題が出るのは「国語」と「数学」だけですよね??

 

そうなんです。共通テストで記述式問題が出るのは「国語」と「数学」だけです(※2020~2023年度)。

 

なので、この英語の4技能は「民間の資格・検定試験」の成績によって評価されることになります!

 

大きく変わる英語教育!入試に導入される「4技能評価」って?【仙台の中高生必見!】

 

■【英語】2つのポイント!■

1)「読む」「聞く」「話す」「書く」英語の4技能評価

2)民間の資格・検定試験の導入

 

英語教育は2020年度に大きな変化をむかえます。

今までも、大学入試の受験科目の中でも配点が高く、重視されて来た英語ですが、2020年度以降はさらに重要度が増します。

「なんだか難しそう・・・」
「どんな対策をすればいいんだろう・・・」

とっても強敵(?)に変わる英語の入試にしっかり向き合うために、まずは

「なぜ」英語の4技能評価が導入されることになったのか?

その理由や背景を理解しましょう!

 

【なぜ?】英語4技能評価が導入される理由と背景

「読む」「聞く」「書く」「話す」の4技能、

このうち「書く」「話す」については、今回の改革で特に強調されています。

 

この背景には、高校教育の現場で「書く」「話す」も含めた

“英語コミュニケーション力”を身につける言語活動推進の不信

がありました。

 

現行の高等学校学習指導要領(英語編)でも、

「授業は英語で行うことを基本とする」

と定め、授業は「読む」「聞く」「話す」「書く」をバランスよく行うことが推奨されていました。

 

・・・が!

 

これは思うように進みませんでした。

 

その要因としては

【要因1】日本語で授業を行わなくては、現実的に授業が成立しにくい

ということがありました。

実際、平成29年度の調査によると、

“授業における英語担当教師の英語使用状況”で

「75%以上」と答えたのは全体の12.0%にとどまりました。

※平成29年度「英語教育実施状況調査」|文部科学省

 

さらに、授業で「話す」「書く」トレーニングが進まない要因として

【要因2】大学入試が「読む」「聞く」の2技能のみで構成されるペーパーテストであること

も、大きく影響していると考えられました。

 

多くの高校生が大学進学を目標とすることもあり、

授業の内容が大学進学を目的としたものに寄りがちになった結果、

「読む」「聞く」に偏った授業が行われ、本当に必要な英語コミュニケーション力が伸びません・・・。

 

「学習指導要領で定めても、教育現場が変えられない」

その要因は、(理想の)高校教育と大学入試の実態のかい離が原因のようだ・・・

ならば

「大学入試の内容を変えよう!」

という発想で始まったのが今回の大学入試改革です。

 

2020年の大学入試改革の「英語4技能評価」は、

高校教育の現場が変わること

を目指して導入され、教育によって「英語コミュニケーション力」を身につけたグローバル人材が育つことが期待されています。

 

求められる「グローバル人材」とは|仙台から世界へ発信!

近年どんどん加速して進むグローバル化によって、日本人も(日本で生活していたとしても!ずっと仙台にいたとしても!)

英語でコミュニケーションが取れること

が求められます。

 

特に、英米では教育文化は「対話」が基礎となっており

彼らは、子供のころから「自分の考えを伝える」経験を積んでいます。

 

そんな人たちと同じ土俵で、競い合ったり、一緒に働いたりするためには、日本人もトレーニングを積み

グローバル人材=英語で発信ができる人材

となることが、非常に重要で急務となっています。

 

仙台で英語を身につけて、全国・世界で活躍しよう!

今回は大学入試改革の「何が変わるの?」「なぜ変わるの?」を中心にお伝えしました。

「何が変わるか分からなくて不安・・・」

という気持ちは解消できましたでしょうか?

大学進学はもちろん、今後は就職や昇進などでも英語は一層重要性を増します。

特に「書く」「話す」技能を身につけるためには長期間・継続したトレーニングが必要です。

 

それらの技能を身につける上で、

「オールイングリッシュ環境」で過ごせるAmerican Timeの英会話スクールは非常に良い経験となります。

 

ご興味お持ちいただけましたら、ぜひ各スクールのWEBサイトもご覧ください。

ご見学や体験レッスンも受付中!お気軽にお越しください。

仙台の英会話スクール

株式会社American Time